當麻寺練り供養
2017年 05月 19日
中将姫ご縁日 練供養会式にお参りさせて頂きました。當麻寺春の大祭で、中将姫の現身往生を再現する行事。観音菩薩、勢至菩薩ら二十五菩薩が、現世に里帰りした中将姫を迎えて、極楽へ導くという儀式です。境内は多くの参拝者で埋め尽くされます。快晴でとても暑い日でしたが、幸いご一緒して頂いた方のお知り合いの御好意でテントの中で椅子まで用意して頂き本当にありがとうございました。
当麻寺の本堂となる「曼荼羅堂(国宝)」(この日だけは「極楽堂」と呼ばれます)を出発した観音菩薩・勢至菩薩・普賢菩薩などの二十五菩薩さんたちが、現世に里帰りした中将姫を「娑婆堂」までお迎えにあがり、極楽堂に導く(=極楽へ導く)、というストーリーになっています。
日が傾いてきた16時から、西方浄土を現す西側の曼荼羅堂から儀式がスタートして曼荼羅堂にお帰りになります。4時からというのは西日が差す時間に合わせているそうです。
by shiki-cosmos1940
| 2017-05-19 14:59